当社は創業以来60余年一貫して、切る・砕く・篩う等の技術を主にして木材チップや環境関連の機械をその時々の製品ニーズやお客様のご要望に応じてご提供し、様々な産業分野のお客様にご愛顧頂いて参りました。
創業時に初めて作った機械は製材所で発生する廃材を木材チップにして、パルプや木質ボード用の原料として有効活用するチッパーでした。
また、その後は建設廃材を破砕選別し再生活用し、さらに残余年数が懸念される最終埋め立場向け残渣を削減するプラント等を手掛けました。
近年は再生エネルギー固定買取制度導入を機に、従来は林地に捨てられていた未利用材からカーボンニュートラルな木質バイオマス原料を生産するチップ生産設備を全国のバイオマス発電所等にご納入しています。
このように長年に亘り『地球環境と資源を大切に』という当社の企業理念を基に技術や機械の開発に取り組んでまいりました。
社是である「顧客に喜ばれる仕事を通して社会に貢献し、会社の繁栄と基礎を固め、従業員の幸福を築く」の基に、
今後ともお客様のご要望する機械を納めさせて頂く事を通じて、微力ながら環境保全にお役にたてるよう努力を重ねてまいります。
なにとぞ引き続き格別のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)として知られる期限を定めた測定可能な17の目標は、「2030アジェンダ」の中核をなす。169のターゲットと230の指標からなり、人間と地球の「やるべきことのリスト」であり、持続可能な未来のための青写真である。開発目標は、持続可能な開発の社会、経済、環境の側面を統合したもので、互いに独立したものではなく、統合された方法で実施されなければならない。
(出典:国際連合広報センター)
本社工場屋上に太陽光パネルを設置してクリーンなエネルギーを供給しています。
また、社内の照明をLEDへ切り替えるなど消費電力を抑えてCO2削減にも取り組んでいます。
当社の生産・販売する環境関連機械がお客様の資源再生化工場で多数稼働しています。再資源化による枯渇性資源の節減、埋立て処分場の延命、CO2排出の低減等の効果が有り、“作る責任と使う責任“の向上に協力しています。
(関連製品)
近年、全国各地で木質バイオマス発電所がカーボンニュートラルな燃料を使用して再生可能エネルギーを発電しています。
当社はその燃料である木材チップ生産の大型設備を多数設計施工し”気候変動の対策”に協力しています。
RPF燃料(廃プラスティック等を原料とした燃料)を生産する機械をお客様にお届けすることで、プラスティックごみの海洋流出を防ぎ”海の豊かさを守る”協力をしています。
再生可能で環境に優しい植林木を原料とした木材チップ生産設備を国内外に多数施工しています。
また、林地残材、伐根、剪定枝などの未利用材を破砕・選別し再資源化する機械をお客様に納めて循環型資源を生み出しています。
この様な取り組みにより“持続可能な森林の経営”、ひいては“陸の豊かさ”に協力しています。